常陸太田市の折橋という山里の地区にある、横川温泉(鉱泉)の旅館です。立地的には水戸・ひたちなかの奥座敷、あるいは奥久慈の観光拠点といったところでしょうか。公共交通機関ならJR水郡線常陸太田駅から茨城交通バスに乗って約45分、折橋十文字というバス停が最寄り。但しそこから25分程度歩きます。 茨城で温泉といってもピンと来ない人もいると思いますが、横川温泉はなかなかの泉質です。中野屋旅館のお風呂は多分加温循環です(夜に入った時は少し塩素臭あり)が、つるつるの浴感は十分楽しめます。かなり温まるので入り過ぎに注意。浴槽横に飲泉可の蛇口があるので、これはぜひ飲んでみるのをお薦めします。脱衣場に飲料水のサーバがあるので、そこの紙コップを使用すれば良いと思います。飲むと硫黄の香りがわかると思います。 それからここは食事が充実しています。夕食は少し奮発して常陸牛鉄板焼追加のプランにしましたが、無くても十分なくらいです。お手製の刺身こんにゃくは臭みが全く無く、スーパーで市販されているものとは全く違います。ちなみに夕食が部屋食、朝食が宴会場でした。 他にも岩盤浴室があったり、売店には里美産のジェラートやヨーグルトが売ってたり、部屋ではWi-Fiが使えたり、贅沢さは無いものの快適かつ楽しく過ごせる旅館でした。宿泊料金もそこまで高くないのでコスパは高いと思います。
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