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November 9, 2021
猿ヶ京温泉長生館に一泊した。もう1泊しようか迷ったが、今夜から明日は雨になるらしく、諦めて帰ることにした。 一人旅プラン11,250円、群馬県民の泊まって応援キャンペーンで、5,000円引きになる。ここ長生館はお気に入りの宿なので、熱すぎて入れない、建物が古い、料理が…、などという変な口コミを読んですぐに予約を入れた。 猿ヶ京温泉は、約400年前(1615年頃)に開湯されたそうだ。赤谷川添いに、笹の湯温泉と湯島温泉が猿ヶ京温泉が元で、4軒の宿はダム建築に伴い、丘の上に移転移設された。2軒が廃業して「まんてん星の湯(160L/m)」になり、桑原館が「猿ヶ京ホテル(150L/m)」に、そしてこの長生館がそのまま残ってる。 泉質は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)、石膏泉。効能は、一般的効能以外、関節炎・五十肩・運動麻痺・消化器病・慢性皮膚炎・動脈硬化など。 湧出量700リットル中、長生館は400リットル程度を使い、内湯の他に、広い野天風呂も完全放流の掛け流しで使ってる。建物前には飲泉所があり、内湯にも飲泉用のコップがある。熱いという口コミに負けたのか、内湯が42〜3度に感じた。以前はもう少し熱かったように思う。 低価格で提供してるのに、悪評価はどこからくるのか。食事内容が気に入らなければ、高級ホテル旅館系列の宿などにすれば、豪華で良いのでは。割烹料理を売りにしてる温泉宿もある。 これだけの豊富な源泉を使い、食事も悪くはない。どの程度を望んでるのか知らないが、自分には価格以上に感じてる。なによりも、足が悪くなると、エレベーターがあることはありがたい。 全館暖房や掃除なども、少ないスタッフで大変とは思うが、頑張って営業してもらいたい。大手のチェーン系列などに入ったら、この良さは消えかねない。頑張ってほしい。
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