Denbenkei Tomb

武蔵坊弁慶ここに眠る

平泉駅から徒歩20分ほど。 中尊寺表参道の入口前に「武蔵坊辨慶之墓」と刻まれた石碑が建立されている。弁慶は平安時代末期の僧兵であり源義経に仕えた。1189年、衣川の戦いで義経を守るべく敵前に立ち、無数の矢を受け立ったまま絶命(弁慶の立往生)。遺骸はこの地に運ばれ葬られたという。 この戦いで主君・義経は自害し、別の地に葬られている。弁慶はさぞ無念であろう。

目立つ位置にあるが、見逃しかねない

中尊寺表参道・月見坂の入口部分にあります。 遠目には中尊寺入口にあるロータリー公園にしか見えませんが、その中に立地しています。 たくさんの人が行き交う場所になのですが、目指す目的地は中尊寺金色堂。 それが故に、入口にある弁慶の墓に気付く人はかなり少なかったです。 (駐車場への導線からも外れるため) 私自身入口近辺でもたもたしていたが故に、たまたま看板を見つけて立ち寄れたくらいです。

弁慶の墓

武蔵坊弁慶の墓がなんと奥州平泉の中尊寺の入口にあった。あまり大きく武蔵坊弁慶の墓と書かれていないので、思わずロータリーの石のモニュメントに過ぎないと見落としそうしそうになる。弁慶の墓には意外にも観光客が少ないのに驚かされた。

「松のあるじや武蔵坊」

中尊寺の参道の手前にある、墓碑と松、およびその情景を詠んだ素鳥の句碑です。意外と見つけづらいのか他に人がおらず、少し寂しげな佇まいの中、休憩をとりつつ弁慶の物語に思いを馳せることができました。

平泉における「武蔵坊弁慶」と「源義経」の関係性と歴史の足跡としての「弁慶の墓」かな。

平泉における「武蔵坊弁慶」と「源義経」の関係性と歴史の足跡としての「弁慶の墓」かな。 「衣川の戦い」と「弁慶の立往生」。情報看板には「弁慶は最後まで主君を守り、ついに衣川にて立往生す。」と記されています。 弁慶の体に何本も突き刺さった槍のあの状態を思い浮かべながら、私は「弁慶の墓」を見つめましたね。