The Westin Maldives Miriandhoo Resort

I stayed in No. 145 Water Pool House for 2 nights. It’s a great place where you can see the sunrise and sunset. There is a 6-foot-by-6-foot glass window on the floor of the room where you can watch fish. Unfortunately, the wind and waves are too strong so you can’t snorkel outside the terrace. The service quality of the staff is high. On my birthday, after the music performance in the restaurant, all the staff suddenly sang happy birthday together and presented me with a birthday cake with my name on it. I was very happy and touched.

はじめてのモルディブ旅行。モルディブにはたくさんのリゾートがあり、どれを選べばよいのか正直わかりませんでした。ソネバ、フォーシーズンズ、ワン＆オンリーなどは高額すぎて手が出ません。ヒルトン系のウォルドーフ・アストリアやマリオット系のリッツ・カールトン、セントレジスなど他の都市ではこのクラスを中心にホテルを選んでいますが、モルディブではこれらも高すぎて予算オーバー。その下のクラスのコンラッド、JWマリオット、ウェスティン、ル・メリディアンなどが候補にあがり、このなかから総合的に判断（料金、空港からの距離、クチコミなど）してこちらが一番よさそうでしたのでこちらに決めました。 今回はバンコク経由でモルディブに入国。IMUGAの登録さえ忘れずにしておけば入国はとくに問題ないでしょう。ＱＲコードの提示は求められませんでした。到着ロビーまでたどり着ければ、あとは出迎えのスタッフさんがすべて手配してくれるので後をついていくだけです。まず水上飛行機の搭乗手続きです。スーツケースを預け、搭乗券を受け取ります。次に水上飛行機の発着場まで移動します。乗合バスで5分くらいでしょうか。発着場にはリゾート専用の待合ラウンジがあるのでそこに案内されます。わたしはここで軽食がとれることをあてにしていました。この日は朝バンコクの空港でパンを食べただけでしたから空腹状態。ようやく食事にありつけるかと思っていたら、「もう出発です。」とのこと。居心地のよさそうなラウンジだったので滞在時間0分は残念でした。ジュースしか飲めませんでした。 水上飛行機も楽しみの一つでした。クチコミを読むと狭い機内で乗り心地が悪く苦痛に感じる人もいるみたいですが、わたしはさほど気になりませんでした。私が乗った水上飛行機は皮張りのソファー席が配置され、さながらプライベートジェット機のようでした。轟音対策の耳栓が配られて出発です（耳栓は帰りは配られませんでした。すべてのフライトで配られるかどうかはわかりません）。眼下に広がるモルディブの海は本当にきれいでした。写真を撮りまくりました。フライト時間は30分ほどですが、けっこう長く感じました。 無事リゾートに到着すると熱烈な歓迎をうけます。カートでレセプションまで移動し、ウェルカムドリンクをいただきながらチェックイン手続きをします。部屋の準備ができてなかったらしく少し待たされましたが、その後カートでヴィラに移動します。 今回予約したのはプール付き水上ヴィラです。サンセット側ではなくサンライズ側でした。とにかく贅沢なつくりのヴィラでした。目の前は見渡す限り青い海。視界を遮るものや人工建造物はなにもありません。目の前の180度が海です。しかもヴィラを上から見ると長方形の長辺が海に面しているため、リビングもオーシャンビュー、ベッドルームもオーシャンビュー、バスルームもオーシャンビューで、ヴィラのどこにいてもオーシャンビューとなります。そしてテラスがステージのように広くて大げさな表現ではなく踊れるくらい広かったです。リビングにはガラス張りの床があり、部屋でくつろぎながらリアルタイムで水中を覗くことができます。 とくに何かの記念日で宿泊したということでもないのですが、テーブルにはシャンパンクーラーにシャンパンがセットされていました。海の生物を模したアート作品のようなスイーツなども置いてあっておもてなしも十分です。焼き菓子などのスイーツも日替わりで毎晩振舞われました。それからウェルカムフルーツはありませんでしたが、オレンジ５個と手動果物圧搾機が置いてありました。これで正真正銘100％生オレンジジュースが作れるわけです。オレンジ５個搾ってちょうどコップ一杯分でした。毎朝搾ってテラスで飲んでました。最近はオレンジジュースも高騰していて、コップ一杯のオレンジジュースを作るのにどれだけのコスト（時間と労力）がかかるのか身をもって学ぶことができます。お子様がいたらいい体験学習になるのではないかと思いました。 滞在中はほぼヴィラで過ごしました。時間を気にせずに、泳いだり、日光浴したり、本を読んだり、昼寝をしたり、気ままに過ごしました。ライフジャケットとシュノーケルセットはコンプリメンタリーです（ライフジャケットはヴィラに備え付け、シュノーケルセットはダイブセンターまで行って借りる手続き（誓約書にサインするなど）をします。レンタル料金はかかりません）。海に入って少し泳ぎましたが、波がけっこう強くてあまり遠くまでは泳いでいけませんでした。ヴィラ周辺でぷかぷか浮かびながら海の中を眺める程度でしたが、モルディブの海を体験できて満足です。 モルディブ（マレ時間）は日本から４時間遅れ。だから夜は早い時間に眠くなり、夜明け前に自然と目が覚めます。早く起きた朝はテラスでサンライズを拝みます。夜明け前から日の出まで刻々と移り変わる空と海の色の変化を鑑賞しました。グラデーションの美しさに心を奪われました。今回の旅行でこの時間がいちばんよかったかもしれません。身も心もときほぐされました。 滞在中の食事はすべてこのリゾートのメインダイニングのアイランドキッチンでとりました。朝食ビュッフェで満腹になります。そうすると午後になってもおなかがすかず、夕方くらいにちょっと早めの夕食をとるというのが滞在中の食事パターンでした。朝食ビュッフェは品数も多く、クオリティも問題ありません。夕食は初日がマルゲリータピザ、二日目がシーフードパスタ、三日目がツナカレーをオーダー。どれもおいしかったです。ツナカレーはマグロがゴロゴロ入っていてモルディブらしい一品した。だいたい一品30～50USDです。これにドリンクをつけると一回の食事が日本円で8千～9千円くらいとなります。ちなみにこのリゾートのシグネチャーレストランで日本料理を提供する水上レストラン「ザ・パール」は改修工事中でした。 最後に気になる料金ですが、3泊で約3,000USD（税サ込み、毎朝食代と水上飛行機往復代もこのなかに含まれます）でした。これは宿泊２週間前に前払いとなります。高額な出費なのでレートが気になりましたが、1ドル149円換算で日本円で約45万円かかりました。だいたい1泊15万円。モルディブの他のリゾートを経験していないので比較できませんが、この料金で194平米のプール付き水上ヴィラに泊まれるならけっこうコスパいいのではないかと思いました（水上飛行機の往復代だけでも一人5～10万円くらいするらしく、リゾートによっては宿泊費とは別に上乗せで請求されることもあるみたいです）。いま都内の高級ホテルも50平米くらいのふつうの部屋でも15～16万円くらいしますから、それと比べるとこちらのほうがはるかに贅沢でいいと思います。それからもしプール付き水上ヴィラに泊まりたいなら、マリオットの上級会員であっても最初から水上ヴィラ指定で予約したほうがいいと思います。水上ヴィラは数が少なく、とくに欧州方面からのゲストは長期で滞在するでしょうからアップグレードは期待しないほうがよいのではないかと思います。